とにかくブログ運営のための知識、記事の更新をしないといけないことはわかっていた。
しかし、年に一度のイベントで、自分の中のナンパ師としての血がざわざわと騒いでしまったのか。
ブログの記事を書こうにも、何を書いたらいいか悩んでいたこともあり、クリスマスにナンパをすることを急遽決めた。
池袋
21時半頃、池袋に着いた。
いつもと同じく、西口 & 北口周辺を流しながらターゲットを探す。
しかし、思ったよりも人が少ないというか、可愛い子がいなかった。
以前ナンパしたときとは雲泥の差だった。
キャッチや、ガールズバーの客引きをかわしつつ、粘ってみたがなかなか可愛い子がいない。
ホテヘル嬢でさえも、さすがにクリスマスは休むのかな?
それとも、既にクリスマスに独り身の男性客とホテルの中か。
西口の、ケンタッキー・フライド・チキンの店の前に行列ができていた。
性欲よりも、食欲が刺激される。
ふと、なぜ俺はこんな寒い中、クリスマスにナンパしているんだろう?と冷静に考えてしまい、モチベーションが下がりかけた。
気分転換もかねて、WE ROADを抜けて東口に行ってみた。
22:00頃、けっこう可愛い子をやっと見つけた。
目が大きくショートカットで、欅坂46の渡邉理佐を素人っぽくしたような子だった。
しかし、見事にタカシは地蔵化してしまった。
当然周囲には人がいるため、「あいつクリスマスにナンパしてるやん」と思われる自分を客観的に意識してしまったのである。
もうこのまま家に帰ってしまおうとさえ思ったが、ふと思った。
クリスマスにナンパして地蔵化しやすいのは、俺に限ったことではない、と。
だからこそ、普段よりもよりいっそう、参入障壁が高い。
それに、クリスマスに暇そうに歩いている女の子がいたら、それはチャンスでしかない、と。
より成功率(性交率)を上げるため、新宿へ移動することにした。
新宿
ちなみに池袋へもそうだったが、新宿までも移動はチャリだ。笑
今月は荷揚げの仕事を思い切ってやめたこともあって、先月以上に金欠だ。
交通費を節約するため、寒い中チャリを漕いだ。
23時頃、新宿到着。
やはり池袋より人が多く、ナンパしやすそうだった。
クリスマスパーティーや飲み会の帰りだろうか?
1人で歩く女の子もそれなりにいた。
ドンキ前の信号で少し立っていたが、やはり寒いので歩きながらターゲットを探すことにした。
確かに1人で歩く女の子はいたが、可愛い子はあまりいなかった。
そこでまたタカシはお得意の、冷静になって考えてしまうモードを発動した。笑
そもそも本当に可愛い子って、クリスマスは彼氏といっしょにいるんじゃないか?と。
仮に可愛くて何らかの理由でクリスマスに1人で寂しい女の子が街を歩いているとしても、その確率ってものすごく低くないか?と。
だとしたら、そんな運任せなナンパをしている意味ってあるのだろうか?と。
もちろん、お酒で酔っ払った子や、少しメンヘラチックな子をターゲットに狙っていけば、「即」というありがちなゴールには辿り着けるだろう。
けどそもそも、なんで俺はクリスマスにナンパするんだろう?
そんな一時的な性欲を満たすためだけに、クリスマスの貴重な一日を使ってしまっていいのだろうか?
俺が理想とする、知的で性格もいい可愛い子をナンパするにはお金を使わないことはレベルが高すぎるし、そもそも今回のナンパの趣旨がブレブレで破綻している気さえした。
その時点で、ナンパする気は失せてしまった。
しかし、このまま家に帰るのはつまらなかった。
本当にただのノリで、渋谷に行くことにした。
渋谷
ずっと歩いていたことと、家からずっとチャリで移動していたことで、足が疲れ始めていた。
池袋から新宿はそんなでもなかったが、新宿から渋谷まではけっこう遠く感じた。
時間があったので、いろんなことを考えていた。
やはり、ナンパのモチベーションでは性欲が大部分を占めているということ。
どんなにナンパという行為を正当化しようとも、やはりゴールは女の子の中にある(性的な意味で)。
28歳という俺の年齢、そして寒い時期ということも影響しているだろうが、最近は性欲があまりない。
そしてそれよりも、今の俺にとっては性欲よりも、食欲や、金銭欲がまさってしまっているように感じる。
ブログの記事にするために無理矢理ナンパをしている感じで、楽しくない。
だからモチベーションが下がり、地蔵化しやすいのだと思った。
そんなことを考えていたら、渋谷に到着。
時間は1時頃だったと思う。
ナンパするつもりはほとんどなく、道玄坂を登り、ラブホ街へ。
思ったとおり、カップルがたくさん歩いていた。
そして、次々とラブホの中へ消えて行った。
なぜ俺がナンパをするわけでもなくラブホ街へ行ったかというと、リア充を見たくなったからだ。
やはり、クリスマスにはラブホがいっぱいになるというのは本当なのだと実感した。
それに比べて俺は・・・。
クリスマスに1人でラブホ街を歩くことほどむなしいことはなかなかない。
むしろ、そういったヤバい性癖の持ち主なんじゃないか?と自分のことを疑ってしまいそうになった。
幸せそうな恋人たちの姿を目に焼き付け、「俺も来年こそは」と強く誓い、おとなしく家に帰った。
ナンパというより、ただ繁華街をぶらぶらしていたクリスマスが幕を閉じた。
まとめ
クリスマスにナンパを決意したのは、ブログの記事を書きたかったのもあるし、自分の今の現状で最大限に楽しみたいという気持ちがあったからだと思う。
しかし記事中にも書いたが、今回のクリスマスナンパの趣旨はブレブレだった。
まず、前提条件としてお金は1円も使えないため、それに合わせたターゲットを探す必要があった。
相手におごらせるスキルは俺にはないから、上機嫌な酔っ払いの子か、メンヘラチックな子が無難な選択だった。
けど俺は、そういった子とはクリスマスを過ごしたくないことに途中で気付いた。
やはりクリスマスは、理想な彼女と過ごすのが幸せだと。
俺にとって理想な彼女とは、「知的で性格もいい可愛い子」だ。
そんな子を、クリスマス当日に探すのはほぼ無理だった。
本来なら、クリスマス前に、彼女を作るためにナンパするべきだったのだ。
まあでも今の俺は金欠だから、それさえ難しいことだろう。
だから、来年に向けて今から準備をしていこう。
もし今、俺に彼女がいたとしても、クリスマスにどうしていいのかよく分からない。
フレンチかイタリアンのディナーを予約して、プレゼント交換して、その後ホテルで・・・っていうイメージでしかない。笑
最愛の彼女を作るためにも、もっと経験値を上げたいし、もっと現状を楽しんでブログにも記事としてアウトプットしていきたい。
結果としてクリスマスナンパは大失敗に終わったが、まず打席に立てたことはよかった。
チャリで自宅~渋谷を往復した行動力は、自分でもなかなかだと思う。笑
とはいえ、今回での反省点は以下となる。
- ターゲットの設定をすること
- ナンパの趣旨を明確にすること
次からは上記についてしっかりと決めてからナンパをしよう。