『バビロンでいちばんの大金持ち』の読書記録

図書館で借りてきた『バビロンでいちばんの大金持ち』書評

『バビロンでいちばんの大金持ち』を読んだので、自分用に読書記録としてまとめた。

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本の概要

  • 書名:バビロンでいちばんの大金持ち
  • 著者:ジョージ・S・クレイソン
  • 訳者:坂本貢一

1926年にジョージ・S・クレイソンが発表した『The Richest Man in Babylon』という本の日本語翻訳版。

Amazonで「バビロン ジョージ」と検索したところ、本書以外にも何冊か翻訳されているようだ。

本書は古代都市バビロンを舞台にした11の短編寓話で構成されており、現代でも変わりなく通じる、経済的豊かさを得るための教訓が書かれている。

読もうと思った理由

おそらく、誰かのブログか本で紹介されていて興味を持ち、何気なく図書館で予約したんだと思う。

実際、本を受け取った時も、お金に関する本だとは予想できたが、本に関する予備知識はほぼなかった。

「この本から自分は何を得たいのか?」という問いを事前に持って読み始めることができたら、さらに集中して読めるだろう。

まずは追い求めること

俺たちがこれまで豊かさとはまったく無縁だった理由の一つに、いま気がついた。俺たちは、それを追い求めてこなかったんだ!

まずは現状に満足せず、自分の理想を追い求めることから全ては始まる。
成功している人を指をくわえて見ているだけじゃ、一生そのままだ。

俺たちが次にやるべきことは、自分たちのその願いを叶えるための方法を見つけ出すこと。

目的地がだいたい分かったら、次はそこへ辿り着くまでの道のりを決めるのだ。

豊かに生きるための7つの知恵

Ⅰ 財布を膨らませはじめる
Ⅱ 支出を賢く管理する
Ⅲ 蓄えたお金に稼がせる
Ⅳ 財産を注意深く守る
Ⅴ 住居を有利な投資物件にする
Ⅵ 未来に備える
Ⅶ お金を稼ぐ能力を強化する

財布を膨らませはじめる

収入の10分の1を使わずに貯蓄することで、不思議なことに、お金が以前より簡単に入ってくる。

支出を賢く管理する

“必要なもの”と“欲しいと願うもの”を混同せず、支出は収入の10分の9以下に抑える。

(中略)
これからは、“自分がお金を払うのは、そうする価値が本当にあるときだけである”ということを座右の銘にしてください。

蓄えたお金に稼がせる

投資をして、その投資で得たお金も、さらに投資する。

財産を注意深く守る

投資の第一の原則は、元本の安全を守ることである。
そのため、どんな分野の投資を行うときにも、前もってそれに伴う危険をよく調べておくこと。

さらに、自分の判断だけに頼るよりも、その分野で経験と実績を充分に積み重ねてきた人たちのアドバイスを仰ぐこと。

多額の投資は、少額の投資で元本の守り方をしっかり学んでからにすること。

住居を有利な投資物件にする

自分の家を所有することによって、幸福感が増す。
住宅ローンの返済が終われば、家は自分のものになり、支払いをする必要がなくなる。

とはいえ、唯一この知恵だけは現代には完全にあてはまらないように思う。
“保有から利用へ”と人々の価値観が変化してきているからだ。
一生その場所で暮らしていくと決まっている場合はいいかもしれないが、なかなか現実的ではないだろう。

未来に備える

豊かに生きるための知恵を活用することで自由に使えるお金が増え始めたあたりから、将来のための投資と預金を始める。
具体的には、自分の晩年と、自分が死んでしまった場合に残していく家族のために、生命保険に加入したり、不動産投資をすること。

お金を稼ぐ能力を強化する

妥当な願望を胸に、より良い仕事の遂行と自尊心の育成に努めること。

願望はあらゆる成功の産みの親です。ただし、願望がその力を発揮するには、強さと明確さ、そして現実性を備えていなくてはなりません。

もっとお金を稼ぎたいと願っている人たちが、その願望を満たすために行うべきことは、何よりもまず、仕事をもっとうまく行えるようになることです。仕事をうまく行えるようになればなるほど、稼げるお金の額は増えていきます

自尊心は、それ自体が、豊かな人生を構成する不可欠の要素でもあります。自分自身を敬えない人間は、たとえ裕福になれたとしても、幸せにはなれません。

“妥当な願望を胸に、より良い仕事の遂行と自尊心の育成に努めることで、お金を稼ぐ能力を強化する”
この知恵は、これまでにお話ししたほかの六つの知恵を根底で支えるものです。お金が稼げなければ、貯蓄も投資も行えませんし、稼ぐお金が増えれば増えるほど、貯蓄と投資に回すことのできるお金も増えていくわけですからね。

まとめ

本書ほど、読んだ後に実際に行動に移すか移さないかでその後の人生が変わる本はないと思う。
「豊かに生きるための7つの知恵」は、できれば暗記するくらいの勢いで自分のものにしたい。

また、自分の中でのお金のイメージが「ピクミン」みたいな生き物に変わった。

本書の教えをさらにシンプルにするとするなら、

  1. 節約すること
  2. 仕事を頑張ること
  3. 賢く投資をすること

となるだろう。

しかし俺の場合、ローンの金利が18.0%と高いため、まずは貯金や投資よりも借金を返すことに集中したほうがよさそうだ・・・。

もし今後の人生で時間に余裕ができたら、他の翻訳本も読んでみたいと思う。
また、原書にもチャレンジできたらとは思うが、まずは他の優先すべきことを終わらせてからにしよう。

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