『新装版 こんな僕でも社長になれた』を読んだ感想

図書館で借りてきた『こんな僕でも社長になれた』書評

家入一真さんの『新装版 こんな僕でも社長になれた』を読んだ。

ものすごく読みやすく、さらに自分と生き方や考え方が似ていたため、たくさん共感することができた。

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なぜ読もうと思ったのか?

・・・わからない。笑

気付いたら図書館の予約リストに入っていて、順番が来たから読んだ。

おそらく、以前に藤田晋さんの『渋谷ではたらく社長の告白』を読んだ影響で、起業に関するノンフィクションの本を読みたくなったのだろう。

本の概要

著者は連続起業家の家入一真さん。

本書は元々2007年に出版され、新装版として2012年に再出版されたものだ。

しかし、その後の2007年から2012年の間や、2012年以降にも彼はいろいろな活動をして世間に影響を与えている。

そんな彼の、ベースとなっているもの、人生に影響を与えた出来事などが赤裸々に書かれている。

家入一真さんとの共通点

読んでいくうちに、自分と共通点がたくさんあり、共感することが多かった。

高校に進学するも、ほぼ不登校に

きっかけは、よく覚えていない。いろんな理由があったんだと思う。

勉強にそもそも興味がなくなってしまったこと、睡眠障害になってしまったこと、家族との関係性が悪かったこと・・・。

サッカー部に入っていたが、試合や練習に毎回のように遅刻したり休んでしまったため、
罰として校庭を走らされた。

それがどんどんエスカレートし、罰ゲームやノリでビンタされることが多くなった。

元々いじられキャラだったが、部員にビンタされているのを面白がって、なぜか部員以外の同級生にも挨拶代わりにビンタされるキャラになってしまった。

睡眠障害で軽度のうつでもあったため、「もうどうでもいいや」と投げやりになっていた。

勉強にもついていけなくなり、サッカー部のレギュラーにも入れなくなった。

思春期特有の、ニキビや、身長など、見た目を気にしてさらに自分が嫌になった。

そんなことがあり、学校生活を楽しむことができなかった。

学校に行ったふりをして、近所の図書館や公園で過ごす

とにかく、現実逃避をするしかなかった。

死にたいというよりは、消えたかった。

自分という存在を、なかったことにできないかな?なんてことを当時は考えていた。

毎日のように、悪夢をみた。時々、面白い夢をみた。

起きているよりも、布団の中が一番安心だった。

それでも両親からは学校に行かないと怒られるので、学校に行ったふりをして近所の公園や図書館に行って眠っていた。

仕事を飛んだり、すぐ辞めた

思い出す限り、今までに5回以上は飛んでいる(連絡せずにいきなり仕事を辞めること)。

一度飛んでしまうと、「逃げ癖」がついてしまう。

別に辛かったら勝手に辞めればいいじゃん、と当時は思っていた。

しかし、飛んだら飛んだで、仕事場の近くに行きづらくなり、飛ぶごとに自分の行動範囲が狭められ、生きづらくなってしまった。

美大に行こうと画塾に通った

高校を卒業し、ラーメン屋で正社員として働き始めた頃、急にキャンパスライフに憧れ、日芸を目指し、吉祥寺にある画塾に通った。

短期講座だったが、仕事後や休日もデッサンや油絵を頑張って練習した。

しかし、結果は不合格。

大学受験は最初で最後、と自分の中で決めていたので、再チャレンジすることはなかった。

家入一真さんと俺との違い

似たような境遇である俺と家入一真さん。

家入一真さんは起業し、まさに人生において成功していると言えるだろう。

しかし、一方の俺はというと、借金300万円を抱えながら、コンビニバイトをしている。

方向性としては「ブログで食っていくこと」を目指して毎日を生きている。

この差は、何なのだろうか?

遊び場を見つけるのがうまい

そんな俺と同じく、家入一真さんも社会不適合者に近いと思う。

しかし家入一真さんの場合は俺と違い、「遊び場を見つけるのがうまい」ように思う。

俺は、嫌なことからただただ逃げていただけ。

対して家入一真さんは、逃げ込んだ先で、自分が好きなことをしていた。

それが、デザインやプログラミングを学ぶことにつながり、最終的に起業することができたのだと思う。

俺は、自分が何を楽しいと感じるかがいまだによく分かっていない。

だからふらふらと職場を転々とし、中途半端なスキルだけが身に付いている。

家族を大切にしている

家入一真さんの家庭は決して裕福な家庭ではなかったが、家族が絆で結ばれていた。

本書を読んでいて、映画の『万引き家族』を少し思い出した。

俺の場合、家族のことはあまり好きではないし、たまに実家に帰っても弟とは口をきかないし、両親ともそこまで話さない。

残念ながら、それは今後も変わらないだろう。

俺には友達も、彼女もいない。

身近な大切な人が全くいないので、他人を思いやることも日常生活であまりない。

「人のために生きること」や、「その人の目線に立ってみること」は、人生でも、ビジネスでも重要だと感じた。

まとめ

最近、ビジネス書や自己啓発書ばかり読んでいたので、小説のような本書はリラックスして読むことができた。

そして途中から、自分のこれまでの人生と重ねながら読んでいった。

一度きりの人生、どうせなら輝きたい。

楽しい、幸せな人生を送りたいとは思っている。

けど、それが何なのか、試行錯誤しながら生きてきて、気付いたら28歳になっていた。

今までの人生では、たくさんのことから逃げてきた。

そんな人生だったから、もうこれ以上逃げるような対象はないような気もしている。

やりたいことも、アイディアもないから、起業することもないだろうな。

今からでも遅くない。

自分がしっかり打ち込めるもの、夢中になれるものをこれからも探し続けていこうと思う。

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