『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』を読んだ感想

図書館で借りた『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか』の本書評

今回もいつも通り、図書館で予約して読ませていただいた。

ローン返済地獄でとてもじゃないが本を購入する余裕はないので、本当に助かる。

2回に分けて読み込んだので、重要に思った部分は引用しつつ、インプットしたことを備忘録としてアウトプットし、最後に感想を書いた。

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読もうと思ったきっかけ

この前、同じ著者の『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』を読んで興味持ったからだと思う(書評はまとめきれず書いていない)。

正直、気付いたら図書館の予約リストに入っていたという感じだ。

この本の対象者

おそらく以下のような人達が対象だろう。

  • やりたいことが分からず、生きている意味がよく分からなくなっている人
  • 現在、会社で普通のサラリーマンとして働いていて、本当はもっと自分でやりたいことがあるが会社を辞める勇気がない人
  • 実際に起業をしたいのでどんな手順で行動すればいいか知りたい人

本の内容を引用しつつ解説

「好き」で「食う」を実現させる

人生100年時代に突入した現在、キャリアなどの人生プランはこれまで通りにレールの上を進んでいけばいいというものではなくなった。

人々の人生には多様性が出てきて、自分らしく生きていくためには自分で人生を選択していかなければならない。

しかし、そのたくさんある人生の選択肢の中から自分の納得のいく道へ進めている人はごくわずかだろう(俺も人生の迷子だ)。

著者曰く、

 「自由」であることは、実は「不幸なことです。」
『三丁目の夕日』の時代が幸福といわれるのは、日本が高度経済成長期だったからだと世間的には思われていますが、本当はそうではなくて、生き方の”選択肢”が少なかったからではないでしょうか。経済的には貧しかったにもかかわらず、希望を持って人々が生きることができたのは、日本人の人生のパターンが今よりも単純な時代だったからとも思えます。

とのこと。

何者かにならないといけないような時代は、夢が見つかっていない人にとっては生きづらい。

自分のアイデンティティや、生きる意味すらよく分からなくなってくる。

著者曰く、

 生きる意味がわからなくなったら、まずは自分が「好き」なことを追求してみてください。そして、自分が「好き」なことで社会に貢献し、そのお金で食べていくことができれば、そのときレールに乗った人生とはまったく違う、あなた個人の幸福が見つかると思います。

とのこと。

それでも自分の好きなことが分からなかったら、まずは「やるべきこと」をやればいいのだ。

「やるべきこと」とは「貢献につながること」で、それをしばらく続けていると自分の持っている価値や使命を知ることができる。

「何をやるか」より「どうやるか」

フリーランスになるにしろ、起業するにしろ、必要な要素が以下の3つだ。

  • バリュー:スキルや商品の価値
  • システム:お金が入ってくるためのモデル
  • クレジット:個人や企業の信用

多くの人はバリューが大切だと勘違いしているが、実はシステムとクレジットの方が大切なのである。

システムについては本の前半で、ディズニーランドなど身近な企業を例に、ビジネスモデルをいくつか紹介している。

例えば、以下の例の答えは分かるだろうか?

① 東京・大手町の花屋で、ほとんど客が入っていないのに儲けているところがある。誰に売っているのか?

② ある商店街の弁当屋は、200円で弁当を販売して利益を出している。どんな仕組みがあるのか?

③ トリンプのネットショップは、下着販売が好調である。いったい誰がお金を出しているのか?

④ 東大合格者をたくさん出しているサピックスは代ゼミに買収されたにもかかわらず、東大合格者がそれほどでもないベネッセコーポレーションが非常に好調なのはなぜ?

ちなみにクレジットについては『なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?』に詳しく書かれている。

本の後半は起業をするためのステップやマインドについて書かれているため、フリーランスを目指す人にはあまり必要がないかもしれない。

まずは求められることにフォーカスすること

他人からの依頼のないうちに、自分が思うこと、好きなことをやってもそこにマーケットはないと思った方がいいでしょう。まず、他人がお金を払ってくれることをやることから始めてみるといいですね。

つまり、自分の好きなことで食っていくには、好きでないこともしなくてはいけないのだ。

自分が本当にしたいことと相手(顧客)から求められていることが完璧に合致することなんてまずない。

俳優志望でも初めは戦隊モノか仮面ライダーから始めないといけないかもしれないし、

女優志望でも初めは面積の少ない水着でグラビアをしないといけないかもしれない。

YouTuberのヒカキンの場合は、初めは好きなビートボックスの配信をしていたが、それでは視聴者に飽きられると判断し、後に商品紹介や企業案件などを始めて今の地位を確立させた。

だから、「食っていく」つまり「お金を稼ぐこと」にフォーカスした場合、俺みたいなブログ初心者は雑記や日記を書いている場合じゃなくて、読者のためになる記事を書かないとダメってことだな。

感想

俺は別に起業がしたいわけではないのだが、身近な企業のビジネスモデルが実は予想とは違う部分で利益を出していることなどが知れてよかった。

「好き」で「食う」ために「好きじゃないこと」ができるか?これが大きな分岐点だと思う。

俺は文章を書くのは別に苦ではないけど、そこまで好きではないという感じ。

つまり消去法でブログで食っていくまでの道を選んだ。

だからこそ、誰かに貢献できるような記事を1つでも書けるように頑張っていこう。

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