『人生の勝算』を読んだ感想

書評

著者は前田裕二。SHOWROOMというライブ配信サービスの代表取締役社長だ。

元々、若手起業家として注目されていたが、最近では彼女が石原さとみであることがスクープされ、さらに有名になった。

石原さとみをゲットした男とはどんな男なのか?

正直SHOWROOMというアプリも知らなかったけれど、自分と年も近いし、興味を持ったので図書館で借りてきた。

結果、ためになることがたくさん書いてあったので、3回くらい通読した。

今回は備忘録として、大事だと思った箇所を引用してみようと思う。

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前田裕二が伝えたい3つの命題とは?

この本を通じて伝えたいことは、大きく三つです。絆の大切さ、努力の大切さ、そして、人生という壮大な航海において「コンパス」を持つことの大切さ、です。読み進めるにあたって、何度もこの三つの命題に触れていただくことになります。

前田さんは8歳のときに両親を失って以来、連続して、いくつかの逆境を経験している。

特にお金に関して不自由であったことがコンプレックスで、なんと小学生の頃から駅前でギターの弾き語りをしていたそうだ。

幼い頃から、自分の不遇な運命を変えるために行動していたのだ。この時点で、発想というか、モチベーションが普通の人とは違うことがわかる。

絆の大切さは、第1章に詳しく書かれている。

絆が集まると、それはコミュニティになる。そして、コミュニティを築く上で大切な本質は、意外にもスナックに詰まっているという。

以上のように、スナックでは、ママとの人間的な繋がりや、絆の対価として、お金を払います。これは、小学生の僕の弾き語りに、1万円の値段がついたのと同じ理由です。スナックの売り物は、ママの人柄、および、ママや常連客との温かいコミュニケーションです。

コミュニティに必要な5つのエッセンスとは?

前田さんは、スナックコミュニティという現象から、以下の5つの本質を抽象化した。

  1. 余白の存在
  2. 常連客の存在
  3. 仮想敵を作ること
  4. 秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること
  5. 共通目的やベクトルを持つこと

これら、スナックの本質を体現しているのがAKBグループだ。

具体的な例を用いてしっかりと解説をしてくれているので、興味がある人は本編を読んでほしい。

ちなみに前田さんは普段から、人気なもの、面白いものなどを抽象化していくゲームをしているらしい。落合陽一も同じことを本で書いていたように思う。

『これからの世界をつくる仲間たちへ』を読んだ感想

質で勝てないなら量で凌駕するしかない

毎朝まだ暗い中、自転車を漕いで会社に向かう日々でした。
新卒1年目の睡眠時間は2~3時間だったと思います。起きている時間はすべて仕事に費やしている状態でした。とにかく持っているエネルギーを全部、仕事に注ごうと決めました。

これに関しては、実行できる人とできない人がいると思う。

前田さんは、おそらくショート・スリーパーだろう。

俺は逆にロング・スリーパーなので、毎日2~3時間睡眠だったら、日中頭が働かないし、うつになってしまうと思う。

ちなみにホリエモンは、最低でも1日6時間睡眠のマイルールを徹底しているらしい。

【ホリエモン流睡眠術】6時間睡眠のススメ!堀江貴文さんの「ムダを徹底的に削る」方法

瞬発的仮説思考力

僕は瞬発的に他人のニーズを探るのが比較的得意です。
話しているときは、リアルタイムで相手の顔色や声のトーンを察知しています。何が欲しいのか、どんな話題が関心事項か。初診の患者を診る医者のように、瞬時に判断します。それによって、こちらの返答や意見の出し方を変えていきます。

できれば、2、3手ぐらい先を読んで、話を進めるのが理想らしい。

前田さんは高校のときに英語ディベートをやっていて、そこで何手か先のことを考えながら話す力が磨かれたとのこと。

これが営業の場面でも生きたということだが、石原さとみを落とす場面でも発揮されたに違いない(笑)。

モチベーションの大切さ

前田さんがなぜ、SHOWROOMに人生を懸けられるかというと、モチベーションがしっかり設計できているから。

世の中の課題は、大体モチベーションで解決できる。

しかし、そのモチベーションを生むために必要なのが、「見極め」らしい。

なぜなら、見極めが甘いと頑張り続けることはできないからだ。

モチベーションが高まらない人の多くは、見極めが甘い。自分という大きな航海に出ているのに、方角を示すコンパスを持っていない。自分の進むべき道を定めていないから、途中でどこに向かっているのかわからなくなり、広い海の上で途方にくれます。そうなったら、一旦陸に戻ってでも、自分自身のコンパスを得るのが、結局遠回りに見えてベストだと思います。

自分の進む道は、これしかない、というところまで見極め作業を徹底すれば、モチベーションは身体から湧いてくるとのこと。

ただ時間をかけていれば努力をしている、ということにはならない。

まずは見極めをしっかりして、目的地がわかったら、最短距離を全速力で前進あるのみ!ということだろう。

感想

自分にとって本当に大切なこととは?何をして生きていくのが幸せか?と考えさせられる本だった。

今まで俺にとっての人生のモチベーションは「モテること」だと思っていた。

しかし、30歳が目前になるにつれて、少し違うように感じた。

恥ずかしい話だが、一時期は自分にとっての幸せの定義を、「三大欲求をどれだけ贅沢に満たせるか」としていた。

今はそれが「どれだけ自分にとって価値のあることを経験できるか」になっているが、こちらもまだ見極めが甘いように思う。

一度きりの人生だから、楽しい人生にはしたい。

ただ、自分にとって楽しいこととは?と考えると、なかなかこれだ!という答えを出すことができない。

自分にとっての使命だ、とまで思える段階に達して初めて「人生のコンパス」を見つけたと言えるのかもしれない。

あと、最近よく「あっ、これと同じようなことあの人も言ってたな」と気付くことが増えてきた。

やはり、大切なこと、本質的なことというのは抽象化できるのだと思う。

だから、多読をしたインプットを、こうしてブログでアウトプットしていくのが成功への近道なんだろう。

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