久しぶりの書評。笑
ニーチェの『ツァラトストラかく語りき』に苦戦していることや、仕事で読む時間がなかなか取れないのもあり、読むのに時間がかかってしまった。
内容は、題名どおりに懴悔録かつ自伝って感じだった。
特に拘置所のくだりでは、俺も留置場にいたこともあり親近感がわいた。
やはり、犯罪を犯したのだから全てを受け入れろ、というのは違うと思う。
反省するのは当たり前だが、最低限の権利は行使すべきだし、人権も尊重されるべきだと思った。
ただ、俺がスカウトマンをして捕まったのとは違い、スケールがでかい。
いろいろな有名人の名前も出てきたし、ここまで書いていいの?とまで思ってしまうほど赤裸々に書いてある。
ただ、全体としてはライトというか、まあ読み終わって「ふ~ん・・・」って感じで特に得られたものもなかったかな。
この本を読もうと思ったきっかけもただ興味本位でのことだったし。
井川意高氏の今後に期待だ。
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