疲れがたまってしまい書くことができなかったが、まずは3日目について。
土日は8時半出勤→掃除→9時から朝礼→ひたすら電話営業・・・という流れだ。
平日の場合、新人は研修があるが、1日中ひたすら電話をかける。
朝は思ったよりも電話がかからなかった。
客は不動産の会社から同じような電話が何度もかかってくるためイライラしているし、ほとんどの人が話を聞いてくれない。
だからこそ、まずは客と仲良くならなくてはならない。
それから徐々に客の情報を引き出しつつ、信頼してもらう。
夕方頃、電話営業をして初めていい反応をもらうことができた。
相手は定年間近の医者だが、月々の収支がマイナスだという。
ローンもまだけっこう残っているとのことで、ウチの会社の客層だ。
まず、月々の収支がマイナスになっている部分は、ローンの借り換えをしてもらう。
ノンバンク(末尾に「銀行」とついていない金融機関のこと)は、初めこそ金利を低く設定しているが、後々高くしてくる。
それを、ウチの会社と提携している銀行にローンの借り換えをしてもらい、金利を下げてあげる。
もちろん、これは客にとってはいい話だが、ウチの会社にとって特に利益にはならない。あくまでもサービスとしてやる。
対して、残っているローンの完済を前倒しするために、都内近郊の中古物件を購入してもらい、それを2年程度で売却する。
この、中古物件を購入する際に、俺たち社員はインセンティブが入ってくる。
そして、客にはその売却益で、ローンの返済に充ててもらう。
まあ、今のところ俺が理解している範囲ではこんな仕組みになっている。
休日は、21時で仕事は終わりだ。
休憩は平日も土日も同じで、12:00~13:30、15:00~15:15、16:45~17:00、18:30~19:00となっている。
終礼では、その日電話営業した客を以下の3つに分類したものと、反省点などを言うことになっている。
- キャラ良し:興味を持っていて、また後日電話をしてほしいと言っている客
- 見込み:電話管理表(収入や物件の情報などを記入)を全て埋められた客
- アポ:アポの日にちを決められた客
俺の場合、3日目は定年間近の医者を食いつかせて携帯番号を教えてもらったため、キャラ良し×1となった。